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「上から目線だ」と言われてしまうと、たいがいの人は黙る。だから、それを利用して、自分にとって都合の悪いことを指摘されたり、あるいは、受け入れがたい提案をされたとき、「上から目線だ!」と言って、とりあえず相手を黙らせ、そのあいだに自分の言いたいことを言って、認めさせてしまう、というやり方があるようだ。 なかなか、いい手である。 日本人には、自分が周囲からどのように見られているかを、非常に気にするタイプの人が多く、そういう人は、「上から目線」とか、「差別主義者」とかいうレッテルを貼られることを、極端に恐れるのである。だから、そう言われると、たいがいの人は黙るから、それを、うまく利用しているのである。 私は黙らないけどね。(笑) 現在、「上から目線だ」という人が、非常に増えているのは、こういうやり方が多用されているからだと思う。